GA4ノウハウ

Paid Searchとは?GA4での定義と確認方法を初心者にも分かりやすく解説!

2026 / 01 / 19(公開日)

Paid Searchとは?GA4での定義と確認方法を初心者にも分かりやすく解説!

リスティング広告を運用している方なら、必ず確認しておきたいのが「Paid Search」です。GA4(Googleアナリティクス4)のレポートでは、集客チャネルの項目でPaid Searchを確認することができます。

一方で、Paid Search=リスティング広告だと分かっているけど、具体的な定義や、きちんと計測できているか不安…という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、GA4における「Paid Search」の定義と、正しく計測されず「Unassigned」や「Organic Search」になってしまう原因と対策について解説します。

Paid Searchとは?

Paid Searchとは、検索結果に表示されるリスティング広告(検索連動型広告)からの流入を示す指標です。Google検索やYahoo!検索、Bing検索などの検索結果画面に表示される広告経由での流入がこの「Paid Search」に分類されます。


Paid Searchに分類されるルールは?

Paid Searchとして判定されるには、Google広告の自動タグ設定が有効になっているか、手動でパラメーターを設定する必要があります。

【条件①】Google広告の自動タグ設定
 ・Google広告の自動タグ設定が有効
 ・システム側で検索ネットワークと判定されたもの

【条件②】手動でパラメータを設定する
 ・参照元が検索サイトのリスト(Google, Yahoo, Bingなど)に一致
 ・メディアが cpc / ppc / paidsearch のいずれかに一致


Paid Searchで計測されるパラメータを設定する方法

GA4では、Paid Searchかどうかは広告の種類そのものではなく、URLに付与されたパラメータ情報をもとに判定されます。特に、Google以外の検索広告を利用している場合は、UTMパラメータの設定が必須になります。


具体例:Yahoo!検索広告の場合

Yahoo!広告など、Google広告以外の検索広告を出稿する場合は、入稿用URLに以下のようなUTMパラメータを付与することで、GA4上で正しく「Paid Search」に分類されます。

  • https://(ページURLが入ります)?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc

Bing広告(Microsoft広告)の場合は、以下のように設定します。

  • https://(ページURLが入ります)?utm_source=bing&utm_medium=cpc

パラメータ設定時のポイント

Paid Searchとして認識させるうえで、特に重要なのが utm_medium の値です。

GA4のデフォルトチャネル定義では、
utm_mediumcpc(または ppcpaidsearch に設定されている場合のみ、Paid Searchとして分類されます。

そのため、

  • utm_medium=banner
  • utm_medium=mail
  • utm_medium=listing

などの独自名称を設定してしまうと、検索広告であってもPaid Searchには分類されません。
この場合、別のチャネルに振り分けられたり、「Unassigned」になる可能性があります。

検索広告を正しくPaid Searchとして計測したい場合は、
utm_medium=cpc を基本ルールとして統一することが重要です。

検索広告を出しているのにPaid Searchにならない原因と対策

リスティング広告を出しているはずなのに、レポート上で「Paid Search」の数字が少ない、または「Unassigned」が増えている場合は、以下の原因が考えられます。


UTMパラメータの設定が間違っている(Unassignedになる)

yahoo!広告などで、入稿URLにパラメータを付け忘れている、または記述ミスがあるケースです。

  • NG例utm_medium=cpc のスペルミス(例:cpcc など)
  • NG例utm_source が空欄

定義されたルールから外れると、GA4は分類不能として「Unassigned」に振り分けてしまいます。


UTMパラメーターのメディア名を独自の名前にしている

よくある設定の間違いとして、管理しやすいようにと utm_medium=listingutm_medium=yahoo_ads のような独自の名称を付けてしまうケースがあります。

GA4のデフォルトルールでは、cpc / ppc / paidsearch 以外のメディア名はPaid Searchとして認識されません。その結果、「Organic Search」に混ざったり、参照サイト扱いになったりする可能性があります。


Google広告の自動タグ設定がOFFになっている

Google広告を使用している場合、通常は「自動タグ設定(GCLID)」をオンにすれば自動的に正しく分類されます。

しかし、これがオフになっていて、さらに手動パラメータも設定していない場合、広告経由であっても「google / organic」として計測されてしまうことがあります。


リダイレクトでパラメータが消えている

広告をクリックした先のページでリダイレクト(転送)がかかっている場合、転送設定によってはURL末尾のパラメータ(?utm_...)が抜け落ちてしまうことも。これにより参照元情報が途切れ、「Direct」や「Unassigned」になることがあります。

Paid Searchの確認方法

Paid Search全体もしくは、Google広告とYahoo!広告などの内訳を見たい場合は、以下の手順で確認できます。

GA4でのPaid Searchの調べ方_株式会社いろは
  1. GA4管理画面の左メニューから [レポート] → [集客] → [トラフィック獲得] を開く
  2. 表の「デフォルト チャネル グループ」列から「Paid Search」を探す

※ もし見つからなければ、表の上部の検索窓に「Paid Search」と入力してみてください


Google広告とYahoo!広告などの内訳を見たい場合は列の「+」を押し、[トラフィック ソース] → [セッションの参照元 / メディア] をクリックすると確認できます。

GA4でのPaid Searchと参照元メディアの調べ方_株式会社いろは

Unassignedの数が多いのは良くない?

Unassignedとは、GA4で「参照元やメディアを特定できなかった流入」をまとめて表示するチャネルです。Unassignedが多いと不安になりますが、

  • QRコード
  • アプリ内ブラウザ
  • パラメータが付かないリンク

など、GA4では分類できない流入は一定数発生します。

そのため、Unassignedをゼロにする必要はありません。重要なのは、Unassignedの中に「本来Paid Searchであるはずの広告流入」が大量に含まれていないかを確認することです。


広告管理画面とGA4の数字は一致しなくてもいい?

広告の管理画面とGA4のPaid Searchの数値が一致しないことがありますが、これは設定ミスではありません。

  • 広告管理画面:広告が何回クリック・成果を出したか
  • GA4:広告クリック後、サイト内で何が起きたか

このように、カウントするルールや役割が異なるため、完全一致を目指す必要はありません。


Paid Searchに「必ず入れなくていい」ケースもある

すべての検索広告を必ずPaid Searchに分類する必要はありません。ブランド名指名の検索広告など、自然検索と一体で評価したい場合には、別の切り口で分析する判断もあります。大切なのは、GA4の定義に合わせることではなく、分析目的に合った分類になっているかです。


まとめ

GA4でリスティング広告を正しく「Paid Search」として計測するためのポイントは以下の通りです。

  1. 検索結果に表示される広告(CPC)がPaid Searchとして計測される
  2. Google広告は自動タグ設定をONになっている
  3. Yahoo!広告などは utm_medium=cpc といったUTMパラメーターを必ず設定する
  4. Unassignedが多すぎる場合は「参照元 / メディア」で広告経由の流入が含まれていないか確認する

ここまで理解すれば、GA4でのPaid Search分析は完璧です!

株式会社いろはではGA4の設定代行からサイト解析のアドバイスまで幅広くサポートしています。無料相談もありますので、ぜひお気軽にご相談くださいね!

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